デザインレビューツールRevoolでは、動画のレビュー、動画の修正指示タスクを管理することができます。
それでは早速、具体的なレビュー方法を見てみましょう。
Revoolのアカウントを作成する

Revoolのアカウントがない場合には、公式サイトからアカウントを作成します。
アカウント作成は、GoogleアカウントまたはEメールとパスワードで行うことができます。
動画をサーバーにテストアップする
レビューを受けたい動画をテストサーバーやYouTubeの限定公開URLなどにアップロードします。
これは、ブラウザ上で動画にアクセスするためです。
テストサーバーにアップする場合には、<video>など適切なHTMLタグを使用して、ブラウザで開いた画面上で再生できるようにしておきます。
もちろん、すでに公開中の動画であれば、公開URLのページでも構いません。
ブラウザで動画ページを開く
動画が再生できるページをブラウザで開いてください。
たとえばYouTubeの場合には、次のように動画が表示されます。

RevoolのLIVEレビューモードで動画ページを読み込む
予め、Revoolの拡張機能をインストールし、ブラウザにピン止めしておきます。すると、ブラウザのアイコンから次のようなポップアップメニューが起動できます。
拡張機能のインストールはこちらのページからできます。

メニューに表示された「LIVEレビューモードを起動」ボタンをクリックしてください。
すると、次のように画面上部にRevoolのヘッダーが表示されます。
YouTubeでは「シアターモード」にすることで動画がレビューしやすい表示になります。お好みでモードを切り替えてください。

続いて、ヘッダー内にあるドロップダウンメニュー上で、レビューする動画へのコメントを保存するためのRevoolのプロジェクトを選択してください。
プロジェクトが未作成の場合には、予め作成してからレビューモードを起動してください。
こちらで準備が整いました。
レビューしたいコマで一時停止し、スクショを撮影
Windowsの場合には「Windows + Shift + S」、Macの場合には「Ctrl + Shift + Cmd + 4」で希望部分のスクリーンショットを撮影、クリップボードに保存できます。

このとき、動画の時間もスクショに含めると、時間を記録する必要がなくなります。
Revoolのキャンバスを起動し、コメントを投稿
続いて、画面右側にあるプラス(+)ボタンをクリックすると、Revoolのレビューキャンバスが起動します。キャンバスを起動すると、さきほど撮影したスクリーンショット画像が自動でキャンバスに読み込まれます。
初めてのキャンバス起動では、クリップボードへの許可ダイアログが表示されるため、許可します。
スクショ画像が読み込まれたら、キャンバス上に手書きやテキスト挿入、コメントを追加して投稿ボタンを押します。
必要に応じて、ステータスの初期設定や、デザイン・コード・注目・優先などのラベルをつけてもよいでしょう。期限を設定することもできます。

コメント一覧で、修正タスクのステータスを管理
投稿されたコメントは、一覧性の高いテーブル表示や内容を確認しやすいコンテンツ表示で確認できます。
プロジェクトに招待されたメンバーで共有され、ディレクターやエンジニア、デザイナーと協力しながら、動画の修正タスクとして管理することができます。
コメントのステータスは、未設定・ペンディング・確認中・進行中・レビュー中・完了が設定できるため、細かな進捗管理も可能です。
このように動画修正のプロジェクトでのタスクの抜けモレ、修正の先祖返りなどを防ぐことができます。

すべてのタスクを完了、素晴らしい作品に仕上げて納品へ
動画制作は、とてもクリエイティブで楽しい反面、クライアントからの修正要望や社内でのプロジェクト管理が難しいものです。
すべての関係者でタスクを共有し、そのステータスを見える化することは、プロジェクトの成功につながります。
デザインレビューツールRevoolのようなツールを活用して、効率よくプロジェクトを進め、素晴らしい作品を仕上げましょう。